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　まつくらでは今年から大仙市にならい、２０才～２１才での新成人を祝う会を行うことにしました。新体制になって初めての新成人は、高見僚介（たかみ　りょうすけ）さんです。大曲プラザたつみにて、高見さんのご両親からも参加していただき、新成人を祝う会を行いました。

　高井理事長の挨拶の後、高見さんのメモリアルDVDが流れ、幼き日のかわいい姿にご両親の目には涙が浮かんでいました。その後の新成人の挨拶も立派に済ませていました。会食が始まると利用者さん達が次々と高見さんに祝福を伝えに行き、そのひとりひとりに「ありがとう。」と嬉しそうな高見さんでした。

　今回初めて、服装にも気をつけてお祝いしましょうと伝えての成人を祝う会でしたが、喜びの中にも厳粛な雰囲気があり、服装に気をつけるだけで、ひとりひとりがいつもよりも背筋が伸びているような気がしたのは私だけではないはず。

　帰りに高見さん親子３人が、とても嬉しそうに何度も何度もみんなにありがとうを言っていたのが印象的でした。

　成人という節目の日を、こうして皆に祝福されて向かえることが出来る幸せを感じた１日でした。

　まつくらでは年に２回避難訓練を行っています。今年は、松倉自主防災会の方々も参加しての総合避難訓練を行いました。

　大曲消防署西分署からご協力をいただき、地震体験車に乗って訓練を行いました。始めに西分署の消防士の方々の説明を聞き、消火器を使って初期消火訓練を行いました。その後、実際に起こった地震と同じ震度と時間をプログラムされた地震体験車で地震体験を行いました。東日本大震災を経験した利用者さん達にとってはいつもとは違う緊張感があったようです。

　災害に遭わなければ良いのですが、万が一災害に遭っても、慌てず落ち着いて命を守ることができるよう、良い訓練になりました。

　地震、雷、火事、親父・・・天災は忘れた頃にやってくる。

　決して忘れることの出来ない大きな災害を経験した利用者さん達なので、真剣に訓練に取り組む姿が見られました。